軍の内戦

軍団歴38年にカリスマの動乱をきっかけとして始まった。
軍団歴40年、第一軍団が「対惑星決戦兵器」を使いユカタン大死域、ならびに小規模な大量の死域を作り出す。
死域が拡大し始めて間もない頃、第一軍団は反論の余地のないほど、全面的かつ徹底的な勝利を収めていた。
西方軍は壊滅。南方軍の上層部は部隊を分けてゲリラ戦を展開しようとしたが、一方の東方軍は敗北を認め、降参しようとしていた。
しかしその後、どういう理由かはわからないが戦争の局面が短期間で一気に逆転し、敵対姿勢を買いていた南方軍第一軍団の実効支配する中枢部で、世界の首都でもあるヘルマンまで攻め入った。
第一軍団は最終的に敗れ去り、上層部の者は全員、反人道罪により処刑される。
死者3億人、行方不明者8000万人、負傷者1億1000万人出し一時的に終わりを迎えるものの、その後も紛争は続いた。
ある者は「指導者の堕落と裏切り」が原因だと考え、別の者は「経済問題」が引き金だったとし、またある者は「世界を救うためには必要な戦いだった」と主張する。