街燃の詩が実装されてちょうど1年が経過しました。せっかくなので感想を書いてみようと思います。
それまでのストーリーも十分面白かったのですが、「街燃の詩」は初めて読んだとき、本当に衝撃を受けました。
まず、物語として展開や構成があまりにも面白いです。
カリンとアクリアのすれ違い、六合衆との関わり、スパイダーの正体、時系列トリック、シャラハの目的……最初から最後まで濃密な物語で、まったく飽きさせません。
さらに、考察する面白さも徹底的に作り込まれています。ここが、新生編以前と崩壊学園編以降の大きな差だと思います。
単に面白い物語を描くだけではなく、散りばめられた情報を繋ぎ合わせることで、ちゃんと一定の結論にたどり着けるように設計されています。それもあからさまではなく、一つのヒントから過去のストーリーも合わせて数珠つなぎのように伏線が繋がって、ようやく一定の確信を持てるようになっています。
さりげない一言が重要な伏線になっていたり、名前に意味が込められていたり、タイトルやアチーブメント、探索などすべてに意味があり、読めば読むほど新しい発見があって、その作り込みの深さに驚かされます。
特に魔人の正体やオーナーのオーディン要素、主要人物の名前の由来などに気づいたときは、感動で震えました。
さらに、シャラハとワースの対比や、ヴァイスとシャラハの過去の繋がりといった、直接は言及されていない隠れたエモさもあり、それもまた魅力的です。
そして、オーナーの正体など、まだ確信を持てない部分も残されているため、これからの物語への期待もいっそう高まっています。
結論:シナリオライターこそが魔人です。