忙しい夏
溺れた患者さんを救うため、ティアラは人工呼吸を頼まれた。
みんなのワクワクした表情と、かしこい理恵ちゃんの応援の眼差しに、ティアラの汗はどんどん増えていく。
「こ、こっ……これ、キスみたいなもんだろ!」
「大丈夫だよ、人命が大事なんだもん、ティアラお姉ちゃん!」
危機一髪のところで、患者さんが寝たふりをしていたのがバレて、ティアラはようやくホッとした。
でも安心するのもつかの間、すぐにかしこい理恵ちゃんの言葉に緊張が走る:
「ティアラお姉ちゃん!医務室でたくさんの薬剤を見つけたんだよ。一緒に実験しようよ!」