ブローニャ:先に説明しますが、崩壊学園と「地脈」は二つの組織ではありますが、それは水面上に見える二つの氷山の角に過ぎません。つまり、水面下では一体となっているんです。 ブローニャ:そして崩壊学園が「先鋒兵器の収集」という課題を出すのも、「地脈」の活動も、両者の目的は同じです。 ブローニャ:我々は一人の人物を捕まえなければならないのです。その名は——「ブラックボックス六世」。 ブローニャ:一人の陰謀家で、ゲームに例えるなら、魔王のような存在と言えますね。 ブローニャ:ブラックボックス六世は、正体、性別、名前すら分からず、そもそもその人物が実在するのかどうかさえ疑問視されていました。 ブローニャ:しかし、崩壊学園戦術科一期生、ダンデライオンを筆頭とする生徒たちが起こした「救世の業」……いえ、正確に言えば、それは反乱でした。 ブローニャ:その反乱は生徒たちだけで自発的に起こしたわけではなく、その背後にはブラックボックス六世がいたんです。 ラニアット:そんな邪悪な人がいるなんて…… ブローニャ:ブラックボックス六世の悪意はストレートには現れません。人々に希望と信念を与え、その人を自分の思い通りに導き、実現したいことを形にさせるんです。 アクリア:(まさか、ブラックボックス六世は……) ティアラ:なら、ブラックボックス六世の存在をどうやって突き止めたんだ? ブローニャ:軍団歴43年、ブラックボックス六世は崩壊学園に潜入しました。その人物がどのようにして実行したのかは分かりませんが、崩壊学園の教師となり、戦術科一期生の首席四人を指導する立場を得たんです。 ブローニャ:教師として、その人物は自身の信念を首席四人に植え付けました。その時になってようやく、我々は異変に気付いたのです。 ブローニャ:時には教師、時には課題の仲介者。そうやって、ブラックボックス六世は姿なき影のように存在してきました。 ブローニャ:そして、様々な手段を用い、軍団歴43年の戦術科一期生の暴動を引き起こし、多くの流血事件を発生させました。しかし、その正体を知る者は誰もいませんでした。 ブローニャ:ですが、それ以来、我々はその人物に関連しそうな痕跡を調査し、収集し続けてきました。 ブローニャ:パラドックスホールの分析能力と生徒の調査を頼りにしながら、世界中で疑わしい事象を特定し、介入を行ってきました。
考察
おそらくカリスマ・サンダーランドと同一人物。