
データ
45年の長空市街燃事件の首謀者にして、真紅の魔女の名を持つ血の聖痕移植者。
無名の傭兵を自称する彼女は、新長空市最大の地下密輸組織「スキタイエクスプレス」のナンバー2であり、南方軍団戦争仲裁委員会の上級スパイでもある。
今宵、月に照らされた舞台で独り杯を重ねる。
一杯は好敵手へ、もう一杯は窓の外の炎へ――全てを焼き尽くす業火への献杯。
台詞
Bang!次はあなた――冗談よ。私の計画は、もう完了したわ。
この絶景に、一杯いかがかしら?
ご覧なさい、窓の外で踊り狂う炎を。まるで全ての怨嗟を薪にしているかのよう。
なんと哀れなことかしら。彼女が知恵を絞れば絞るほど、炎は強まる。全てを焼き尽くす業火となってね。
長空市はこれ以上なくねじ曲がってる。人間界を歩く神の庇護の下、少数の選ばれし者が……図々しく罪なき子羊のふりをし
物語
街燃の魔女
不遇な軍人だった彼女は、内戦時に南方軍団によっカリスマ・サンダーランドの後継者として利用される存在へと仕立て上げられた。
特殊かつ高額な人体改造を施されたものの、南方軍団の計画失敗により、新長空市へと流れ着く。
流浪の期間中、バーンズ市長の庇護を受け、彼を精神的支柱としていた……だが、バーンズは陰謀に巻き込まれ、命を落としてしまう。
人生の目標を失った彼女は、ある人物の導きにより
カリスマ・サンダーランドの後継者という立場を再び手にし、シャラハ・サンダーランドと名乗り、魔女"となる。
その後、サンダーランドは新長空市を破壊する「街燃の詩」計画を実行し、大規模爆発を引き起こそうと企てる。
この計画は崩壊学園の二人の生徒によって阻止され彼女も重傷を負い、命を落とすこととなった。
花を育てる魔女
シャラハは裏社会での冷酷な素顔とは裏腹に、近所この人たちのために庭園の手入れをすることが趣味だった。
近所の住人たちが知るシャラハは、穏やかで話好きな女性で、とあるバーでバーテンダーとして働いていた。花を育てることが趣味だが、勤め先のバーの規則で思うように楽しめないのだと語っていたという。
長期出張が多く、自宅の裏庭の手入れに困っていた隣人と意気投合したシャラハは、その庭を「借り受ける」ことになった。
シャラハの丹精込めた手入れにより、庭は色とりどりの花々で彩られ、生命力溢れる艶やかな空間へと変わっていった…。そして今、シャラハはいなくなってしまったが、彼女の最愛のガーベラの花は、大空の下で凛として咲き誇っている。